スクリーンに映る光のリズム
この建物は、D-COURTの二期工事として計画された集合住宅である。緑豊かな風景の中で良好な住居環境との調和を試みている。住戸は、1階のピロティで土地から切り離して持ち上げ、建物両面に半透明のスクリーンを配列している。そのスクリーンにより、一日を通して太陽光を柔らかく室内に取り入れるとともに、内部と外部との視線をコントロールしている。
また、太陽光は室内を貫通し、建物の影となる裏面のスクリーンに映しだされる。夕暮れになると、室内照明による光は、スクリーンにより拡散され、住戸部分はライトボックスのように柔らかな光を放ちながら浮遊する。

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